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2007年10月

音が見えるとき

10代の頃、私のピアノは音を出すだけのものだった、と思う。
楽譜は音高と音価しか読めていなかったと思う。

当時、先生にその点を注意されても、私はその通りだと思うだけだった。
今思うと、なんと言う傲慢。多感な頃とはいえ、自意識の方が過剰なタイプだったせいかもしれないが。

長じて後、音楽に関係する仕事に就いてから、楽譜が違った風に見えだした。
スラーが、スタッカートが、曲や部分によって、全く違う風に見える。強弱記号は表情記号なんだ。実感した。

他の方に音楽を伝える(教える)には、その曲を分析するのは当然として、その内容を相手に伝えなくてはならない。
伝え方も、言葉だったり、例えてみたり、実践したり、直接的に手をとってみたり、全身を使ったり。
音楽の仕事に就いて、私はとてつもなくたくさんのことを学ばせていただいた。

その頃、しかし私は自分のピアノの勉強は少ししかしていなかった。
他のもの(他の楽器とか和声学とか・・・色々です)は学んでいたが。
他の人に、楽譜に書いてあることの表現の仕方を伝えることと、自分自身が読んで自分なりの音にすることとは、少し違いがあると思う。
解釈する内容は同じでも、伝えるという形の表現と、自分で音にするという形の表現とでは、
自分と音楽との間柄が違ってくるのだと思うのだ。



さて、出産で5年ほどピアノから離れ、2005年にピアノを再開した。
再開当初は、楽譜と頭と目と耳と指が、わずかづつずれて機能しているような感覚に戸惑いながらも、その感覚を楽しんでいた(この経緯は本館ブログのこの記事にあります)。


今、私はピアノが楽しくてしょうがない。
初めての曲を弾く。少しづつ弾いていく。あるとき、ひとつの音が、こんな音で弾いて・・と語りかけてくる。
この瞬間が、嬉しくてたまらない。
遠くから聴こえてくるような音、重いスタッカートに三角のスタッカート、この音は上げて後の音は響きを落として、この音はかえって、すっと抜いて、ふわっと抜いて、羊羹みたいな音で・・・・・・弾きたいと思う時、すごく幸せだ。
もちろんすぐに出せるわけではない。こう弾きたい、と思ったまま、思っただけの音もたくさんある。
でも、自分の中に、音が見えるだけで嬉しい。

私にとって今は、ピアノとの蜜月なのだと感じることがある。
遅い目覚めなのだと思う。ピアノをはじめて30有余年、ようやく気付くなんて。頭の冷静な部分では、この遅さがとても恥ずかしい。
でも、音が見える喜びは大きい。遥かに大きい。


最近、弾いていて、疑問に思うことが多くなってきている。
この指の動かしかたでは、腕がこる。正しい奏法を知りたい。
この部分はこの解釈でよいのだろうか。
独学で、古典やバッハを弾くのが怖い。とんでもないことをしそうだ。(あくまでも、私の場合はです)
苦手のショパンも弾いてみたい。それこそ怖い。

レッスンに行きたい。

でも、私はレッスンに行くことで、自分で考えることをやめてしまうのではないだろうか。
教わることに安堵して、自分で感じることを疎かにしてしまうのではないだろうか。
(これは、教えていただくということとは全く関わりなく、あくまでも自分自身の問題です)

その、自分自身に対する信頼感の無さが、レッスンを始める第一歩を踏み出せずにいる。

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天国からのメッセージ

別のところで見つけたのですが、とってもツボだったので。

天国からのメッセージ


で、何がツボだったのかと言うと・・・

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2007年のわたしへ。
元気ですか?2007年ごろの自分のことを懐かしく思い出します。
わたしは☆歳で、つまり西暦2044年に、生涯を終えます。今にして思えば、たくさんの人に支えられた充実した素敵な人生でした。
だたひとつだけ過去の自分に、つまり今のあなたに伝えておきたい事があります。それは 2015年の春のことです、わたしはフランスのワイン畑へ出かけることになります。そこには人生を変える運命の出会いが待っています。 楽しみにしていてください。
最後にひと言、☆年間生きてみて思ったのは「音楽は人を幸せにする」ってこと。
では、また。
これから先も悔いのない人生をたのしんで。

2044年の天国にて


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最後のひと言がぁぁぁ~~~~~(*^^*)


ちなみに、これは本名での結果です。HNでもやってみましたが・・・これが一番気に入った!!

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雪の結晶ニット小物

綿とアクリルの混紡、40g80mの糸、かぎ針編み。
指定針(7号)よりも細い針(4号)できつめに編み、2枚を外表にかがりあわせてます。
「毛糸だま」に出ていたもの。


雪の結晶ニット小物


雪の結晶ニット小物


編むのは簡単なんだけれど、2枚かがるのが面倒(^^;;;
ネックレスの紐は、100円均一で購入しました。

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Dolceの会 大ホール練習会@4度目の参加

毎回とても楽しみにしているDolceの会。今回はなんと

900人収容の大ホール!!!

いやあ、いい経験をさせていただきました。
ホールの手配をしてくださったkeiakariさん、どうもありがとうございましたm(__)m



今回参加のメンバーは、まーみさん、てんてん40さん、てんてん40さんのおこさま、takakoさん、自由の女神さん、自由の女神さんの彼氏さん、ポーちゃんさん、keiakariさん、keiakariさんのお友達のYさん、keiakariさんのお子さまたち、kaliでした。

今回も皆様の演奏を堪能させていただきました。シアワセ~~~(*^^*)


まーみさんの月光3楽章、かっちりとした古典らしさの中の抑揚がとても心地よかったです。まーみさんの古典はやっぱり絶品です!!
そしてバラ3!やっぱりすごく素敵。Dolceの発表会では、どの2曲を聴かせていただけるのでしょう。今からわくわくデス♪

てんてん40さんは、やっぱり凄腕だ~~~(@@)
あの短期間で、グラナドスの演奏会用アレグロとショパンのバラ4の譜読みを終え、すでに弾きこみ段階!!!
演奏会用アレグロは、難しいアルペジオも確実に、打鍵もどの音も底までしっかりおさえていて・・・。オクターブの和音は全ての音をかっきりと出しておられて・・・
こうじゃなくちゃいけないんだよ!!と自分にカツが入りました。

takakoさんの樅の木、歌い方がとても美しかったです。ノクターン2番の音色の優しさといったら(うっとり)。
そして、幻想曲さくらさくらでは、がらりと音色が変わって、色彩豊かな演奏に聞きほれました。

自由の女神さんは、リストの波を渡るパオラの聖フランシス、ショパンのバラード1番を演奏されました。
リスト、すごい(@@)ものすごい曲ですね~~(驚)最初の左手のトレモロを見ているだけで腕がつりそうになりました。しかも、後で楽譜を拝見したら・・・あそこ、ppなんですね。私だったら1小節ともちません(汗)
バラード1番も、あの重みがたまりません。また聴かせていただけるのを楽しみに待っていますね~

ポーちゃんさんは、キャサリン・ロリンのスイートメモリー、モーツァルトの幻想曲ニ短調を演奏されました。
キャサリン・ロリン初めて聴きましたが、しっとりしたいい曲ですね。後で教えていただいたところによると、ギロックのお弟子さんだとか。なるほど、ギロックに感じが似ています。
幻想曲は大好きなので、聴かせていただけて嬉しかったです。また進化した演奏を聴かせていただけるのを楽しみにしています。

keiakariさんは、ノクターン1番、別れの曲を演奏されました。
ノクターンは、優しい音のkeiakariさんにぴったりの曲ですね。今回もしっとりと聴かせてくださいました。
お子さまたちも1曲づつ演奏してくれました。現代的な響きの曲、ソナチネ、いずれも楽しませていただきました。お父様と同じ、素敵なピアノ弾きになられることでしょう。将来が楽しみですね。

keiakariさんのお友達のYさんは別れのワルツと悲愴3楽章を演奏されました。
本当にレッスンはじめて1年ちょっとですかっっっっっ????(@@)
悲愴の迫力ある演奏、素晴らしかったです。


私はグラナドスのスペイン狂詩曲、演奏会用アレグロ、シューベルトのソナタ16番を弾きました。
(以下、言い訳集です・汗)

スペイン狂詩曲は、すみません、まだ譜読みです〈汗)あんな曲じゃないです(滝汗)もっと弾きこみます(爆滝汗)

アレグロは、発表会では暗譜で弾いて、自分なりに一区切りにできたらいいなと考えているので、暗譜にトライしてみたのですが・・・鬼門は6ページとか思っていたら、全然トンデモないところで音がすっぽ抜けました。鬼門は全ページに渡っていたようです(滝汗)
あ、暗譜はアレグロしかしません〈できません)。アレグロを暗譜で弾こうというのも、この曲を一区切りにするための起爆剤みたいなものです(?)

シューベルトは、前回自由の女神さんが演奏されたのを聴いて、大変感銘を受けてそれからコソ練しました。いや、コソ練とまで行きませぬ。コソ弾きです。
意外と弾きやすかったので、たのし~く弾くだけでいたら・・・あっという間に練習会3日前。
慌てて弾けてないところをさらったのですが・・・ええ、そんな一夜漬けで、弾けるわけがありません(滝汗)。16分音符のところなど、お聞き苦しかったと思います。ごめんなさいっっ!精進します・・・

自由の女神さんとの連弾のパヴァーヌ、久しぶりに連弾ができて、とても楽しかったです!!一人で弾くのも好きだけど、アンサンブルする楽しみは最高~~~
でも(撃沈)
思っていた以上に難しかったです。
私はセコンドなので、プリモの音をよく聴いて弾かなければならないのに、自分が弾くのに必死で全然聴けませんでした(ToT)女神さん、ごめんなさい。
この次はもう少しがんばりますので、またよろしくお願いしますね!(でも、ブラームスもちょっと見ときます・爆)

ピアノはちょっと古い感じでしたが、私は結構好きなピアノでした。
鍵盤が重過ぎず軽すぎず、私にはちょうど良かった。
何よりも、pの音色が好きなタイプの音でした(^^)その分、f(特に低音)は難しかったかな。
大ホールで弾くと、音が広がって本当に気持ちがいいです。とてもいい経験をさせていただきました。
ホールをおさえてくださったkeiakariさん、重ね重ねどうもありがとうございました。

次回も楽しみです。皆さま、またよろしくお願いいたします♪

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