« 2012年3月 | トップページ | 2012年12月 »

2012年11月

熱情との日々

本番を終えたら年一更新の様相を呈してきた怠けブログですが、
本番を終えても更新しない大怠けブログに(汗)すみませんすみません(爆)

キーボードも使わなくなっているので、ちゃんと打てるかどうか心配ですが、それはさておき


♪ シューマン ソナタ第2番 Op.22 第1楽章
 

6月には、チーム4号線の発表会に出演させていただき、シューマンのソナタ第2番第1楽章を弾きました。

この曲は、2楽章以降が好きで(いや、1楽章も好きですが)、でも難しくて手が出ずにいました。特に最終楽章のロンドなんて人間業とは思えませんsweat01
1楽章もなんというかとてもテクニカルで、非常に難しい曲です。
左手が最大で12度で飛び、その間右手がオクターブで7度の往復のところなんて、小手族には難しすぎです。そもそもどちらを見てよいのかわからない(笑)まあ、どちらかを覚えよといういことなんでしょうが。
正気だったら選ばないタイプの曲なのに、ついうっかり好きになり、かつ、ついうっかり向上心に燃えてしまい、選んでしまいましたが、
本番はやはりしょぼかったです(爆)
練習は楽しかったです。反進行のメロディーやこっそり隠れたメロディー、順次進行なのにやたらとロマンチックなメロディー、もやもやとした和音進行など、シューマンらしい楽しさがいっぱいでした。


♪ベートーベン ソナタ第23番 Op.57 Appassionata

今年のメイン曲です。
第1楽章は2月ごろから、途中シューマンを挟んだので1か月半ほどお休みして、3楽章は7月から、2楽章は8月から取り組みました。
10月の頭に1楽章を弾く機会があり、まず、そちらに合わせて取り組み、10月末の遊音の発表会には全楽章弾きました。

テクニック的にも音楽的にも大曲で、非常にやりがいがありました。大きな岩にコツコツと彫刻をした感じかな。まだ、表面のごく一部しか彫れていませんが。

当たり前ですが、テクニック的に非常に難しいわけで、細かい部分練習やゆっくり練習、メトロノーム練習の嵐の日々でした。
その中で考えたのは、熱情とは、何に対して熱情的なのだろうということでした。

熱情的というのは、日本語として少し変なので情熱的と言い換える。。。と、意味合いが変わってしまうのかもしれませんが、
何に対して情熱的なのか。

1楽章は、情熱的に苦悩していると感じました。
聴力の衰え、恋愛関係、革新的で求める音楽を切り開くこと、色々なことに真っ向から向き合い苦悩する・・・・相当のエネルギーがなくてはここまで向き合い、苦悩できないだろうと思います。

そして、2楽章。私の一番好きな楽章です。
この楽章を弾く時、生きることは苦しい、辛い、苦悩する、でも、生はこんなにも素晴らしいという、明るいメッセージを感じます。
第九には、人の精神への理想と、それが実現できたらという憧れと確信を感じますが、この2楽章には生きることそのものへの明るい熱い思いを感じます。情熱的に生きる。

それが、怒涛の3楽章へとなだれ込むわけですが、3楽章は私にはまだつかみ切れていません。いつか、自分なりの3楽章をつかめたらいいなと思います。
熱情全体のテーマは、それでも情熱的に生きる。そう思って、今回は演奏に挑みました。



そんなわけで、迎えた遊音の発表会。
ステージに上がるときにドレスの裾をふんづけ、ビリリリと音がして、どこか裂けているんじゃないかとハラハラで集中できず、ええい、裂けていたらその時はその時だと腹をくくった時にはすでに2楽章という、
悲しい結果に終わりました。
後で聴いてみたら、まあ思ったほどにはひどくはなかったのですが、良くもない(爆)
ちなみに、ドレスはどこも裂けておらず、無事でした。ああ良かった。

再び、弾く機会をいただけたので、(1楽章)頑張ります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年3月 | トップページ | 2012年12月 »